ビールNEWS1~BrewDog Roppongi閉店

ビールNEWS

BrewDog Roppongi、昨年8月に初めて行き、今年も六本木に行く機会があったら再訪したいなと思っていたところ、2025年12月28日で閉店していました。

先月2日には、イギリスではなく、アメリカの飲料企業のティルレイ・ブランズという会社(ナスダック上場企業)に約70億円で身売りされたようです。ブランド名や醸造所、一部の直営店は存続するようですが、残念ながらこの身売りの契約に直営店のBrewDog Roppongiは含まれなかったということですね。

共同創業者のジェームズ・ワットのメッセージが掲載されていたサイトがありましたので以下に引用します。BrewDog Roppongiで「PUNK IPA」しか飲まなかったことは悔やまれますが、缶ビールは継続販売されそうなので、見つけたら名残り惜しみながら飲みたいと思います。

今週は、言葉では言い表せないほど辛い一週間でした。
今のこの想いをどう切り出し、何を伝えるべきか、正直に言って言葉が見つかりません。
月曜日、2007年に私が共同で設立した会社が売却されました。
職を失うことになった、情熱あふれる懸命なチームメンバーたち。望んでいた結果を手にすることができなかった、素晴らしい「エクイティ・パンクス(投資家)」の仲間たち。そして、人生で最も輝かしい20年間を捧げたプロジェクトが、理想とは異なる結末を迎えてしまったこと。そのすべてに対し、今はただ心が張り裂ける思いです。
2007年の創業から2024年初頭まで、私はCEOとして心血を注ぎ、全エネルギーをBrewDogに捧げてきました。ガレージから始まった会社を、世界をリードする独立系ビールブランドへと成長させ、何千人もの雇用を生み出し、業界全体の常識を覆してきました。
BrewDogを始めた時、私はまだ24歳でした。漁船でアルバイトをしながら、父親の家の空き部屋で暮らしていた頃のことです。経営の経験など全くなく、自分が何をしているのかさえ分かっていませんでした。ただ、その場その場で必死に手探りで進むしかなかったのです。
事業が爆発的に成長するにつれ、目に見える「成功」は間違いなく多くのものを変えていきました。周囲の視線、人々との関わり方、メディアの報じ方。そしておそらく、私たち自身も少しずつ変わってしまったのでしょう。
「挑戦者(アンダードッグ)」としての戦略が功を奏しすぎた結果、世間から「既存の権威」と見なされるようになった時、その戦略は通用しなくなります。もっと早く、そのことに気づくべきでした。
今振り返れば、ほかにも違ったやり方があったはずだと悔やまれることが多々あります。拡大を急ぎすぎ、手を広げすぎた時期もありました。支出の管理が甘かったこともあります。何より、度重なる危機に直面した際、自分らしく、誠実な対応ができなかったと感じていることが、今も私の中に重くのしかかっています。
指揮を執った17年間、絶頂もどん底も、成功も失敗も、大きな賭けも、そして多くの過ちもありました。
結局のところ、成功の喜びよりも、過ちの痛みの方がはるかに大きいのです。
一人ひとりの雇用を守りたかった。エクイティ・パンクス全員に報いたかった。ですが、最終的にそれは叶いませんでした。その事実は、一生忘れることはないでしょう。
この最終章について語るべきことは、まだたくさんあります。いずれ、その物語を話す時が来るはずです。ただ、それは今日ではありません。
今週去りゆくチームメンバーの皆さん。
本当にありがとう。皆さんは、間違いなく価値のあるものを共に築き上げてくれました。皆さんを守りきれなかったことを、心から申し訳なく思っています。
エクイティ・パンクスの皆さん。
人間ふたりと犬一匹、そして「無謀なアイデア」しかなかった頃から、この事業を信じ抜いてくれたその信念に、深く感謝します。
素晴らしいメンバーや関係者の皆さんのために、本当に素晴らしいものを創ろうと人生を捧げられたことは、私にとって何よりの誇りであり、特権でした。
皆さんの信頼に対し、本来あるべき結果でお返しできなかったことを、深くお詫び申し上げます。
私は今でも、この会社を愛しています。それはこれからも、私という人間を形作る切り離せない一部であり続けるでしょう。
たとえ次の章が他の誰かによって書かれることになっても、私はこれからは一人のファンとして、陰ながらエールを送り続けます。

British Culture in Japanから引用

【瓶】ブリュードッグ・パンクIPA 5.5% 334ml瓶×6本組 【クラフトビール】【BrewDog】※日本国内製造
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